これだけ色々な研究が行われ日々医学も進歩している中、白髪については分からないことがいまだに多いようです。
誰でも老化によって白髪は生えてきますし、生命に危険が及ぶわけではないので研究が進まないのかもしれません。
でも、もし将来白髪のメカニズムがはっきりと証明され、それを抑制する成分が分かったら、老化によって白髪に悩むことがなくなるかもしれませんね。
とは言っても、そうなると困るのが白髪染めメーカーかもしれません・・・
実は作ろうと思えば作れるけれどそれによって大きなダメージを受ける人たちがいるから、白髪をストップする薬を開発しないのでは?というのは考えすぎでしょうか。
私たちが考えている白髪は、老化によってメラノサイトの働きが鈍ることによって黒かった髪が白くなるものですようね?
しかし、世の中には他の原因で白髪が生えてくる人がいます。
例えば、病気や薬の影響、一時的なストレス、ホルモンのバランス。
また、尋常性白斑という免疫の異常が原因の病気で肌が一部、または全体的に白く色が抜けてしまう症状が出ます。
数年前に起こった美白化粧品による白斑問題の時に知った人も多いと思いますが、メラノサイトが死滅してしまうため、その部分の色素がなくなってしまいます。
原因が分からない場合も多く、治療をしても完治しないことも多い病気です。
化粧品の薬害で白斑になってしまった人は改善している人が多いようですが、未だに完全にきれいになっているわけではない人もいるそうです。
信じて使っていた化粧品にもこのようなことが起こる可能性があるので怖いですね・・
この白斑がが頭皮にできると髪に色をつけるメラノサイトの機能が停止し、一部分だけが真っ白になってしまうことがあるそうです。
人間の髪はもともと黒く、老化によって白になるイメージがありますが、実際はもともとは白い髪にメラノサイトの働きによって黒い色がつくそうです。
薄毛の原因ははっきりわかっており、治療方法も確立していますが、白髪に関してはまだまだ研究の余地がありそうですね。
白髪は治療できる?
もしかしたら、どこかで白髪治療を行っている病院があるのではないかと思って調べてみました。
すると、それらしきサイトは検索できましたが、実際に行っていて結果を出している病院を見つけることはできなかったのです。
やはり、未だに医療行為によって白髪を改善させる方法は見つかっていないのが現実です。
しかし、将来的には可能かもしれません。
抗がん剤や放射線治療によって白髪が黒髪になった人がいるようなのです!
しかし、癌の治療によって髪が抜けたり白髪が増えるのが一般的で、必ずしも黒髪になるとは限らないそうです。
体質や薬との相性、薬の量などによって副作用の出方が違うようですが、白髪から黒髪にする成分が何か、そしてその適量が分かれば安全に使えるようになるかもしれません。
もちろん、抗がん剤などをそのまま白髪治療に使うわけにはいかないので、実際に白髪治療に使うまでは時間がかかりそうです。
他にも偶然に副作用的に見つかったものもあるようなので、本気で研究すれば早く治療薬ができるのかもしれませんね。
とは言っても、薬や治療方法の研究は命がかかっている病気が優先に行われるはずですから、白髪に関してはまだまだ順番が回ってこなそうですね・・・
私が生きているうちに治療薬ができると嬉しいですが、それまでは髪と頭皮にダメージを与えないような方法で白髪を染めなくてはなりません。
白髪と薄毛の両方をケアするのはとても大変ですし、お金もかかってしまいますからね。
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